1.子育て環境の整備について▲
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真岡市では今、子どもの医療費が6歳まで無料となっている。しかし、手続きが複雑であるため、親たちから改善を求める声が相次いでいる。
医療費の現物支給が困難であるというのなら、せめて『乳幼児医療費助成申請書』のやりとりを、病院と市役所の間だけで行うことによって、手続きの簡略化を図ることはできないものか。
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【答弁】 |
本市では、乳幼児の9割が市内の医療機関を利用しており、申請件数もかなり多い。さらに、医療費助成の手続きを簡素化するためには、病院などにおいて膨大な事務的負担が、新たに生じると予想される。
これらの課題を克服し実施するためには、各医療機関の協力が必要であるため、まず医師会などとの話し合いを進めていきたい。
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『病児保育・病後児保育』は、未就学児が病気療養中あるいは回復期にあるため、保育園や幼稚園に通えない場合に、医療機関などがあずかる制度である。
県内ではすでに12市のうち7市で実施されているが、真岡市では現時点ではどこまで検討が進んでいるのか。
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【答弁】 |
昨年度実施した調査により『このような施設があるとしたら利用したい』という希望が多くあり、必要なものであると認識している。
現在策定している『次世代育成支援対策行動計画』(平成17年〜21年度の5ヵ年計画)の中に『病後児保育』施設の設置を盛り込んでいきたい。
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真岡市が昭和46年から実施している『保育ママ制度』は、待機児童の問題が叫ばれている今日にあって、子どもを家庭の温かい雰囲気の中に預けられるなどのメリットがあり、今後よりいっそう重要度が増すものと思われる。
しかし、なり手が年々減少するなど、克服しなければならない課題も多い。今後どのような対策を講じるつもりか。また、親たちに対してのPRも充実させていく必要性があると思うが。
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【答弁】 |
保育ママ制度を含め、保育サービス全般の環境整備については、現在策定中の『次世代育成支援対策行動計画』の中で、検討しているところである。
また、なり手を募集するためのPR、さらに親を対象にした保育ママ制度のPRは、より一層いろいろな機会を捉え実施していく。
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