4.市民の立場に即した行政の運営 について▲
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市民から市職員の窓口や電話での応対の悪さを指摘する声が多く寄せられている。今後、マナー改善をどのように図るつもりなのか。
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【答弁】 |
窓口や電話応対におけるマナーの基本は、相手の立場に即して行動することである。これまでもマナーを身につけるための研修を実施して来たが、今後もこうした研修の充実を図っていきたい。
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窓口の時間延長日の拡充や、土日開庁の考えはないのか。職員の時間差出勤や、休日を交代でとることにより、人件費の増大もなく実施できると思うが。 |
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【答弁】 |
職員の時間差出勤等により、通常の勤務時間が手薄になって、市民の方々にご迷惑をおかけすることも考慮しなければならない。今後、出来るだけ経費を増やさず、なおかつ、行政サービスの向上につながる方策を検討していきたい。
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(3) |
現在、真岡市は全人口の 4.7%が外国人であり、出身国も27カ国と広範囲である。そんな中、市役所では昨年度から『外国人相談窓口』を毎週水曜日に設置するようになったが、職員の中でも希望者を募って語学研修を実施し、窓口における通訳のサービスを、より充実させても良いのではないか。
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【答弁】 |
職員の語学研修は、英会話を実施しているほか、通信教育講座としてポルトガル語やスペイン語の受講を推奨しており、その中で対応していきたいと考えている。
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行政組織の『縦割り』から生じる諸々の不便さを解消させるため、アメリカで行われている『311サービス』のような、総合的な相談窓口『よくきく課』(仮称)を創設すべきではないか。
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【答弁】 |
市民にとっては、電話での問い合わせや来朝した際、その場で用が足りることが望ましいことだが、全ての職員が全ての職種について理解するのは難しい。
しかし、市民の利便性を図ることは職員の務めであるので、より一層のサービスが図れるよう指導していきたい。
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住民により開かれた行政運営のために、『パブリックコメント制度』の導入を検討しても良いのではないか。
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【答弁】 |
環境基本条例制定の際に、市民から広く意見を求め、条例に反映させたことなど、市長就任以来、市民参画、市民協動のまちづくりを基本理念としてきた。
『パブリックコメント制度』はそうした理念を実現するための、有効な手段と考えている。今後、この制度については調査研究を進めていきたい。
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