政談・雑談Q&A
皆さんから寄せられた質問の中から、特に多かったものをご紹介いたします。

Q1  中村さんは、一体どこの政党系列ですか?
A. 政党や団体の考えにしばられず、若い世代の視点で自由に意見を述べて行きたいので、「完全無所属」の立場を貫きます。ただし、議員さんの中で政策的に賛同しあえる方々とは、議会内の会派をつくり、共に行動することは可能だと思っています。

Q2  中村さんは「市町合併」については、どう考えていますか?
A. 芳賀郡市はもともと市町間の結びつきが強く、さらに特産物や観光資源、自然環境も豊かです。もしこれが1つになったら、オリジナリティ溢れる自治体が創れるのではないだろうか、と考えています。
ただし、私は「条件付き賛成派」です。その条件とは、
  1. 1市5町による合併であること
  2. 合併前に必ず住民投票を行うこと
  3. 行政と住民の距離を作らないためにも、住民参加の制度を充実させること
です。いくら必要なものとは言え、安易な妥協や、住民の意向を無視したやり方には異を唱えたいと思います。

Q3  最近、真岡市でも不登校児の割合が高くなっていると聞いています。何か対策が必要ではないでしょうか?
A. 私はいたずらに「不登校率」だけに注目し、それを抑えることに躍起になっている、今の教育政策には大きな疑問を感じています。心に傷を負った子供たちにまず必要なことは、学校へ無理に引き戻すことではないはずです。
欧米では不登校の子供たちを対象にした「フリースクール」が常識化しています。真岡でも中心市街地の空き店舗などを活用して、そうした施設が開けないものでしょうか。まちの皆さんとの触れ合いを通じて、少しずつ彼らの「心のケア」が出来れば・・・。そう思うのです。

Q4  先日、新聞の報道で議員の「政務調査費」について取り上げられていましたが、このことについて中村さんはどのように考えますか?
A. 一連の報道にあったように、私的な旅行費として使われているなら、「政務調査費」は廃止を含め見直すべきだと思います。廃止出来ないにしても、調査費を使った内容については詳細な報告を義務付け、その情報を市民に公開すべきではないでしょうか。

Q5  高齢者福祉の問題は市民の誰もが心配していることです。今後、どの様な対策が必要だと思いますか?
A. 介護保険の導入以来、民間の介護施設による「お年寄りの獲得競争」は激しさを増してきました。しかしその結果、在宅や小規模デイホームの介護でも十分なお年寄りが、大規模の施設に多く入所し、本来そこに入るべき重度の痴呆、障害を抱えた方々が自宅で待機しなければならない、という悪循環を引き起こしています。
こうした流れを改善し、財政難の中にあっても安心の出来る福祉行政を進めるためには、
  1. 介護する家族に適切なサービス(NPO、ボランティアを含め)を紹介できる職員「福祉コーディネーター」を市役所におく
  2. 小規模デイホームやNPO、ボランティア団体の活動を支援し、今まで以上に積極的に活用する
ということを求めていくべきだと思います。

Q6  公共事業費が拡大した結果、市の負債額は660億円にも上るそうです。この問題の解決は急務だと思いますが・・・?
A. 大規模のプロジェクトを含め、公共事業の見直しは早急にやらなければならないと思います。また、利用率の低い公共施設は、民間への運営委託や売却なども考えるべきでしょう。
加えて人件費についても、職員の「定期昇給の見直し」「フレックスタイムの導入」、市長や議員の報酬カット(2〜3割程度)なども実施し、支出を抑える努力が必要です。
さらに、年度末に多くの公共工事が行われるような、いわゆる“使い切り型”の予算を改め、次年度に余った財源を繰り越しする「プール制度」の導入も検討する時期に来ていると思います。

Q7  今回の中村さんのチャレンジには敬服しますが、やはり政治家を目指すには多額のお金が必要なのではないですか?
A. 私は今回の挑戦を決意した時、周囲からは「多額の資金がないと真岡では(選挙に)勝てない」とよく言われました。正直なところ「20代の元サラリーマン」である私には無理な相談です。しかし、そうした話が本当ならば、選挙に出られる人間が自ずと限られてくるのは当然のことではないでしょうか。
一番大切なことは「まちを良くしたい」という熱い思いのある人たちが、積極的に市政へチャレンジできる環境づくりだと私は思います。若者や主婦層の方たちにも「中村のようなやり方をすれば私にも…」と思っていただけるような良き前例を、今回の私のチャレンジでつくって行くことが出来れば、と考えています。

※なお、最終的にかかった費用については今後、会報やこのHPなどを通じて「決算書」としてお知らせする予定です。



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