総   括 


 支出総額  1,951,872。この数字を見て、あなたはどのような感想を持たれたでしょうか。

看板設置班、ホッと一息
看板を取り付け、ホッと一息のスタッフ
 確かに元サラリーマンである私の金銭感覚としては決して安価なものではありません。しかし、無名の新人候補には、自分の政策を知ってもらうための印刷物や、活動拠点としての事務所などは、どうしても必要なものだったと考えております。今回の統一地方選に挑戦した全国の仲間たちからは「よくそんな費用で戦えたなあ!」と言われます。やはり、政治のモノサシで計れば『安上がり』な活動だったのではないでしょうか。

街頭演説での1コマ
街頭演説での1コマ
 この市議選の出馬にあたり、周囲からは「お金をかけなければ真岡じゃ(選挙に)勝てないよ」とよく言われました。でも、こうした言葉に疑問や反感を抱いていたのは、立候補した私だけではなかったようです。

 照りつける太陽の下、汗だくになってビラまきを手伝っていただいたご年配の方。事務所の中を常に明るい雰囲気にし、盛り上げてくれた主婦のみなさん。そして、忙しい仕事の合間を縫って支持者拡大
祝! トップ当選!
トップ当選が決まった瞬間。
事務所内はドッと揺れた。
に奔走し、夜遅くまで準備を手伝ってくれた、同級生をはじめとする若い世代の仲間達…。

 200万円を下回る費用で政治活動が行えた、そして史上最多得票で当選を果たせた背景には、世代を超えた多くの方々のボランティアによるご協力がありました。

中村陣営の象徴。手書きダルマとウグイス嬢。
ちなみに、今回のダルマは同級生の手書きによるもの。まさに「手作り選挙」のシンボルだった……。



 政治不信が叫ばれて久しい今日。それでも、自分たちの行動によって身近なところから1つの「政治改革」を実践出来たことは、誇りであり、今回の挑戦における最大の収穫であったと考えるのです。



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