[手が震える]
[目やにが出る]
[噛みつく]
[病気の時の世話]
[飼い始めるときは・・・]
手が震える!
椎間板疾患 肝臓疾患 |
四つん這いで歩いているときや、 じっとしているときも痙攣するようであれば、病的なものが考えられます。 その場合は、下痢や吐き気などの症状も伴うのですぐに病院へ。 |
薬物・食物中毒 | 人間の食べ物を与えてしまった場合、物によっては痙攣などの中毒症状が出ます。 チョコレート・ココアのクッキーなどはカフェインが毒です。もちろんお茶やコーヒーなども。 塩分・糖分の多いのも、人間にとって数ミリグラムでも、ハムスターには大量ですから、控えましょう。 洗剤や殺虫剤の類にも注意。 部屋の掃除をするときは、ケージは室外に出しましょう。 室内用洗剤やガラスクリーナーを使うときはモチロン、掃除機も製品によっては紙パックなどに薬剤が使われていて、一緒に排気されるので、排気口をケージに向けないように注意しましょう。(掃除機は音もストレスの原因になります) |
ストレス | 立ったときだけ・・・なら、ほぼストレスでしょう。 部屋が寒いのなら、手足だけでなく全身が震えます。 ストレスの原因 a)環境の変化 b)室温の極端な変動 c)過保護、かまい過ぎ 触られることは、外敵に襲われるのと同じことなので 飼い主といえども、あまり頻繁には触らない方がいいです。 一日、1〜2回の散歩(15分程度)にしておきましょう。 病的な症状が見られなければ、しばらく暗くして安静にして様子を見てみてください。 ストレスが原因ならこれでほぼ解決します。 新しいハムスターを飼い始めたときや引越したときも、環境に慣れるまで数日間は 遊ばせないで同様に部屋を暗くして安静にしておいた方がいいでしょう。 気になるからといって、度々様子を見に行かないように。 |
過保護にするのはダメだけど、気配りは大切。 う〜ん・・・難しいですね。(苦笑) |
おなじみのNYAOさんが、以前働いていたペットショップのオーナーからのアドバイスです。
目やにが出る!
結膜炎 角膜炎 |
症状 | 涙や目やにが多くでます。結膜炎も角膜炎もほぼ同じ症状。 |
原因 | 目にホコリやゴミが入ったり、そこをこすり続けているうちに、 結膜や角膜に炎症が起きます。 |
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治療・予防 | 目薬をさします。 予防のためには、ケージの中をつねにきれいにしておく事。 ホコリの原因となるような床材やトイレの砂は置かないほうがいいでしょう。 |
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麦粒腫 (ばくりゅうしゅ) |
症状 | いわゆる「ものもらい」です。 まぶたや結膜の部分に、白い膿瘍が見られます。 場合によっては結膜炎を起こす事があります。 |
原因 | 細菌感染によって起こります。 体質的にできやすいハムスターも。 |
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治療・予防 | 抗生物質や消炎剤の点眼薬をさします。 良くならない場合は、外科手術によって膿瘍を切開して、うみを出します。 再びかかる事があるので気をつけましょう!! |
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白内障 | 症状 | 眼球のレンズが白濁する疾患で、一度白内障にかかると治ることはありません。 |
原因 | 老齢性の場合がほとんどです。 | |
治療・予防 | ハムスターは視覚よりも聴覚や嗅覚に優れているので、視力が落ちても生活に支障はほとんどありません。 適した環境で飼えば、特に治療を必要としません。 |
おなじみのルナママさんが、本で調べてくださいました。
噛みつく!(病気ではありませんが)
突然つかむ | 敵に襲われると思い、攻撃体勢に入ります。 「今から触るよ〜」というサインを出して、安心させてあげましょう。 (目の前で指をちらつかせる・見えるところで手を動かすなど) また、上から掴むのではなく下からすくい上げるように持ってください。 (上から手を出すと攻撃体勢に入り、敵だと思われて噛まれやすい) |
匂い | 他のハムスターを触った直後に触らないようにしましょう。 (なわばり意識が強いので、手を敵だと思って攻撃する) また、食品や、洗剤・化粧品などの匂いも嫌います。必ず手をきれいに洗ってから触りましょう。 |
ヤキモチ | 飼い主が夫婦・カップルの場合、 メス→女性、オス→男性に噛みつくということがあります。 |
ストレス | ハムスター自身に何か気に入らないことがあったりすると、突然噛みついてくることがあります。 そういうときは無理に触ろうとしないで、そっとしておいてあげましょう。 |
歯が伸びている | ハムスターに限らず、げっ歯類は歯が伸びてくると かたい物をかじって伸びすぎるのを防止しようとします。 この場合は「ガブッ」と噛むのではなく、爪などを「ガジガジ」とかじるといった噛み方をします。 |
ジャレてるだけ | 子供のハムスターが遊び感覚で噛みついてきます。 特に問題はありませんが、血が出るほど噛まれる場合は やはり他の原因が考えられるでしょう。 |
病気の時の世話
静かに落ち着ける場所で休ませましょう。 静かで暗い場所で、ゆっくり休ませてあげる事が大事。 部屋の温度は25度〜28度くらいに保ちます。エアコンの温度設定に頼らず、必ず温度計で確認する事!! 冬の場合は、水槽かプラスチックケースに入れて、使い捨てカイロを外側2面に貼っておくといいでしょう。寒い時はカイロの近くに行って温まり、温かくなったらハムスターが動けるので、快適に過ごせます。 |
食欲を落とさないようにしましょう!! 病気の時の餌は、ペレットを水でふやかしたものがメイン。 これに野菜やひまわりの種をすりつぶしたものを混ぜて、ペースト状にして与えます。 ベビーフードのかぼちゃやりんご、青汁などもいいでしょう。 ビタミン剤を加えればさらに栄養満点!! 具合が悪い時は、食べ物を受つけなくなる事もありますが、体力を回復させるために少しずつでも食べさせてあげて下さい。 どうしても食べなかったら、上あごや歯の裏にヘラか何かでなすりつけてみて下さい。 ただし、ハムが嫌がるようなら無理は禁物です!! |
ルナママさんからのアドバイスです。
飼い始める時は・・・
管理の行き届いた、清潔なペットショップで購入しましょう。 または、何年も家で健康に飼っていて繁殖した子を譲ってもらうのもいいでしょう。 |
ハムスターを買うとき、生後何週間かを必ず確認してください。 (それも知らない、言えないようなペットショップは信用してはいけません) ハムスターの離乳期はだいたい生後3週間ですが 小さい方が売れるので、 2週間ぐらいで店頭に出すことが多いのです。 すると、母乳による免疫がついていないので病気になりやすいため、購入して2〜3日で死ぬというのはよくあることです。 |
購入したら、2週間くらい単独で飼育しましょう。 その間はスキンシップはとらず、安静にして下さい。(ハムスターに環境になれさせるためにも) 病気の場合は、たいていその間に死にますので、2週間たって健康で食欲もあれば大丈夫でしょう。 |
NYAOさんが以前働いていたペットショップのオーナーからのアドバイスです。