ガーデンライトコントローラ回路の製作

 ホームセンターで購入したガーデンライトはあまり明るくなく、夕暮れに光がほしい場所に設置すると、日中も日陰である時間が長く、十分に光が当たらず、暗くなって点灯してもすぐに消えてしまい満足に使えなかった。しかし、ワンコインで購入できるのは魅力的である。太陽電池と照明の部分が分離できれば良いのにと思うときがある。
 電源のとれない庭の夜間照明として使えるぐらい明るいガーデンライトを自作しようと計画した。太陽電池モジュール( 5W、 SY−M5W−12)、完全密封型鉛蓄電池(12V5Ah、 LONG製WP5−12)、ソーラー充電コントローラー(12V4A、CM04−2.1)を秋月電子で購入して利用した。
 自作した回路は、暗くなるとスイッチをONにしてLEDを光らせる回路と、電池の電圧が低下したら、このスイッチをOFFにする回路である。

 回路図に示したショトッキーバリアダイオードを接続しないと、暗くなってなって太陽電池の出力電圧が小さくなったことを検出できない。ダイオードを接続するために、右上のように充電コントローラのパターンをカットして、左上の様に部品面にダイオードをハンダ付けした。充電コントローラとナイトライト回路の合計消費電流は2.5mAであった。

 バッテリーと回路は、100円ショップで購入した密閉容器に入れて、水がかかっても良いようにした。太陽電池の出力を考えると、出力のLEDは3W程度が適当であるのかなと思っている。
 太陽電池充放電コントローラ SolarAmp mini 3700円が秋月電子で販売さえている。今回製作した回路はこのコントローラーを購入すればあえて自作する必要はない事を後になって気がついた。