水波投影装置で天井に投影する代わりに,トレーシングペーパーに写し,書画カメラで撮影し,テレビで観察した。
天井に投影する波面は迫力があり見応えがあるが,暗幕をしめて暗くする必要があるので,授業の中でさりげなく使うには手間がかかる。
ビデを信号は30fpsなので,LEDを点滅させなくても,波源の振動数を30Hzにすると波面が静止して見える。29インチのブラウン管テレビで映し出して授業で使っている。
このような観察ができるのは,波源の振動数を30Hzに設定できるからである。モーターに返信させた重りを取り付けて振動させる波源では30Hzの振動数は得られない。
この方式の欠点は,波源の振動数は30Hzに固定されてしまう点である。