窓際君

ニッケル水素電池 自己放電 防止 保管器!?

  いつの間にかニッケル水素電池がたまってしまった。これだけあれば,とっかえひっかえ使えるので乾電池を使う必要はないと思っていた。
 単3電池4本を使う装置として,今はめったに使わなくなったDAT(デジタルオーディオテープレコーダー),時々使うオリンパスのコンパクトデジカメがある。
 ”時々使う”が最も頭にくる状況を作る。充電したはずなのに,数枚写真を撮ると電池切れのサインが点滅する。結局再度充電することになる。これではいざという時に使えない。予備にニッケル水素電池を保有することの意味が半減してしまう。

 パナソニックのサイトで調べてみると,ニッカド電池やニッケル水素電池の自己放電立は,月20%程度はあると説明されている。自己放電立の少ない電池も開発されているが,通常使う電池は秋月で購入する電池で,素性がよくわからない。パルス充電方式のトリクル充電で自己放電を補う方法が紹介されているが,電池の特性を把握していないといけないようで今後挑戦するつもりである。
 とりあえず,余っている太陽電池(2V,500mA)を2個直列にし,逆流防止のダイオード1S4007を電池2本に対して一個使い窓際に放置して,適当に自己放電を補うであろうと写真のような保管装置を自作した。
 お天気の日には,写真の状況で各電池に5〜7mAの電流で充電している。1本だけ,充電されない電池もあるので今後比較してみたいと思っている。

 ただ放置しておくだけでは,自己放電で著しく寿命が短くなるので,何もしないよりはましであろうと思っているが,はたしてどうなるか興味津々である。なお,保管装置は電池の本数が少ない状態で窓際に置くと過充電の危険性があるので注意したい。写真のように10セットの電池であれば最大でも1セットあたり50mA程度なので問題ないはずである。