次に、3点目の「市民福祉の推進」であります。

 まず、社会福祉につきましては、多様化する福祉サービスに対する市民の要望に的確に対応しながら、誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるような「質」の高い地域社会の実現を目指し、各種福祉施策を推進して参ります。

 主な施策といたしましては、特に「三つ子の魂育成計画」に基づき、次代を担う子どもたちが健やかに成長するための環境づくりを推進するため、「子育て支援センター」を土曜日も開所し、また、真岡市公民館西分館を利用しての「子育てサロン」を開設いたします。

 また、児童の健全育成を目的として建設される民間児童館につきましても補助を行います。

 保育事業につきましては、公立、民間保育所において保育需用に対応できる内容の充実に努めるとともに、新たに計画されている民間保育所の建設に補助を行います。

 従来、県で行っておりました児童扶養手当支給事業につきましては、地方分権の推進に伴う権限委譲により、新たに市で実施することとなります。

 次に、高齢者福祉につきましては、「共に生きる」という考え方を基本理念として、高齢者が家族や近隣の人々と「100歳以上元気で生きられる街」、「誰もが家族とともに、安心して過ごせる、生きがいのある街」づくりを推進して参ります。

 まず、介護保険制度による介護サービスの利用促進のためには、制度の周知を図るとともに、公平な要介護認定を行い、適正な保険給付に努めて参ります。

 在宅福祉サービスを必要とする高齢者対策につきましては、新たに市の直営で実施する基幹型在宅介護支援センターを核として、市内5か所の地域型在宅介護支援センターを通して、生活支援事業及び介護予防事業を積極的に推進して参ります。

 デイホーム事業につきましては、引き続き、高齢者の情緒安定と家族の身体的・精神的負担の軽減を図ります。
 健康増進施設の利用につきましては、引き続き70歳以上の高齢者や老人クラブ会員等に対し、利用料金の一部を助成するとともに、送迎バスの運行を行い、健康増進を図って参ります。

 また、14年度は介護保険事業計画の見直し年度となりますので、高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画との整合性を図るため、新たな「真岡市高齢者保健福祉計画」を策定して参ります。

 次に、保健医療につきましては、「市民誰もが心身ともに健やかで安心した生活」が送れるよう、保健予防、健康増進事業、医療対策を柱として、ヘルスプロモーションによる市民参加型の事業を展開し、市民一人ひとりの健康の実現と健康寿命の延伸に努めて参ります。

 保健予防につきましては、従来からの各種予防接種とともに、引き続き65歳以上のインフルエンザ予防接種の無料化についても実施し、感染症の予防に努めます。

 疾病の早期発見、早期治療の観点から、乳幼児健康診査、生活習慣病検診の充実を図り、生活習慣病検診においては、受診率の大幅アップを目指し、市民意識の高揚を図るとともに、新たにC型肝炎検査を導入して参ります。

 健康増進事業につきましては、一次予防の観点から幼年期から高年期を通じ、人生の各段階のライフサイクルに合わせた保健指導を実施して参ります。

 また、保健予防、健康増進事業を機能的に推進するため、健康増進課に管理栄養士を配置するとともに、健康づくり推進員を養成し、各区に配置する考えであります。

 井頭温泉につきましては、市民サービスと集客対策の観点から、子ども料金と夜間料金を引き下げるとともに、引き続き健康相談を実施して参ります。

 医療対策につきましては、公的医療機関である芳賀赤十字病院に対し、引き続き支援するとともに、救急医療対策につきましても、一次、二次救急体制の整備充実と小児救急対策に努めて参ります。

 重度心身障害者、乳幼児、妊産婦及びひとり親家庭に対しましては、医療費の一部を助成することにより、疾病の早期発見と早期治療を促進しぃ健康の保持増進と福祉の向上に努めて参ります。

 特に、乳幼児の医療費助成につきましては、対象年齢を、5歳未満から就学前に引き上げて参ります。

 国民年金につきましては、地方分権一括法により、14年度から保険料徴収事務は国へ移管されますが、無年金者を防ぎ、市民の年金受給権確保のため、保険料免除指導や学生納付特例指導等を実施して参ります。