真岡市議会議員 佐藤和夫 2002年 3月議会 一般質問 全文です。

議席番号6番 佐藤和夫です。 それでは、通告に従い質疑1件 一般質問8件を今回で連続11回目の質問に入ります。 福田市長におかれましては、きのう 3月11日で60歳 還暦を迎え 心新たに市政運営全般わたって 傾注されるものと推測しております。 明確な答弁をお願い致します。

 質疑として 議案第14号 真岡市防災センター設置条例の制定について お伺いいたします。
 
 災害というとなんと言っても、1995年1月に発生した阪神淡路大震災は、全国民を震撼させ 脳裏に焼き付いている天災です。 そして、利便性や快適性の実現を追求してきた これまでの街づくりにとって、いかに安全で 安心して暮らせるかということが 基本であるかが 改めて認識されました。

 真岡市においては 昨年8月11日未明の五行川の大洪水は 記憶に新しいところで 水のいきおい自然の怖さを認識した人は 多いと思います。

 そこでお伺いいたしますが今回の制定は真岡市民にとってたいへん重要な施設であり 私自身も消防団員の一人として 力づよく感じておりますが 今回制定するに至った経緯及び詳細についてお伺いいたします。

 一般質問 1件目として 無洗米の導入についてお伺いいたします。

 まず 無洗米を簡単に説明しますと 特殊な精米技術でぬかを取り除き 研がずに炊けるようにしたお米です。いま 家庭での消費に加え 工場や外食産業 学校給食等に 積極的に使われ始めております。

 背景には 家庭では 今の時期冷たい水にさわらないですみますし 一企業を紹介しますと 三菱電機では すべての工場にある社員食堂で 実施したところ 水道水が 一日200トン 水道代にして 一日15万円節約でき 外食産業では 全国どこのチェーン店に行っても 同じ味のご飯を毎日提供できるようになっております。

  学校給食においても 大阪市内の約100校はすでに使用しており 水で研いでいないので 栄養素が高く 成長期の子どもにも 適しております。 真岡市の学校給食を見ても小学生が 月・水・金曜日 中学生が火・木・金曜日に ご飯を提供しており 一日で7074食分のお米を研いでいるのが現状です。

 そのほかには 井頭温泉が2〜3千人分と 合計すると一日で約1万人分 お米を研いでいるのです。

 水は限られた地下資源です。販売されているミナラルウオーターは ガソリンよりも 牛乳より高いのにもかかわらず すごい勢いで売れているのが現状です。

 そのほかにも 下水道処理施設の延命も図れますし お米の値段も 1キロ数円しか高くないのです そしてとぎ汁が水質汚染につながるため 環境汚染への配慮もしなければなりません。

 そこでお伺いいたしますが 栄養面 環境面 コスト面 トータル的にとらえて 早急に導入すべきと思いますが 福田市長の考えをお伺いいたします。  

 2件目として 雨水利用についてお伺いいたします。

 この件について 私自身 2月28日に 雨水利用の先進地であります 東京都墨田区を視察してまいりました。
 先ほども 無洗米の質問の時にも言いましたが 墨田区を視察して 今まで以上に 水を大切にしなければいけないと 痛感して帰って参りました。

 いま 全世界で水が無く 困っている人は 10億人居るそうです。又国連の発表では 21世紀は水戦争が起きてもおかしくないと発表しているほど 水不足は 深刻になりつつあるのが 現状であり 限られた資源を大切にする取り組みを今から 考えておく必要があります。

 墨田区の取り組みはコンクリート化が進み 昭和57年頃から豪雨になると 下水道から下水に逆流する 都市型洪水がおこり 降れば洪水 降らねば渇水になっており 翌年の昭和58年から取り組みがスタートしております。

 雨水利用の利点は トイレの流し水 植木への散水 冷房用冷却水 初期の消火用水等に利用されており 国技館も視察させていただいたのですが あの建物も 屋根に降った水はすべて 地下タンクに備蓄してあり 先ほどの利用のほかに 地下に貯蔵してあるので 大変暖かいのを利用して 雪が屋根に積もったときには 溶かすのに使っているとのことでした。 

 そのほかには 墨田区雨水利用促進助成制度があり 最高助成限度額100万円から 小規模タンクでも 2万5000円まであり 区として積極的に推進しております。

 そこでお伺いしますが 真岡市は墨田区ほど コンクリート化は進んでおりませんが 水を大切にすることは大変重要ですので 考えておく必要性は十分あると思いますがいかがでしょうか。

 3件目としてノーネクタイ運動の導入について お伺いいたします。

 ネクタイのルーツを調べてみますと 350年ほど前に クロアチアの軍隊が パリにやってきたときに 首に巻いていたのが始まりであり 最愛の妻や恋人達が戦場から無事に帰還することを願って 身近に使っていた布に お守りを付けたのが最初と言われております。日本国内では ジョン・万次郎こと 中浜万次郎氏がアメリカ フェアヘブンで購入し ピストル 羅針盤といっしょに今のネクタイを所持していたと 長崎の奉行書の取り調べの際の 記録に残っているとのことです。

 本題に入りますが 今回この質問をしようと思った趣旨は 省エネ推進です。

 真岡市において 昨年3月に真岡市役所地球温暖化実行計画を立て 現在に至っているわけですが 庁内において 昼休みの電気消灯にくわえて 夏期のノーネクタイ運動を実施してほしいのです。

 日本の気候は高温多湿であるところに ここ数年の猛暑は今までの常識を越えており 電気使用量の数値目標はクリアできません。

 昨年実施した自治体 企業の状況は 省エネ温度 28度に設定し 各部屋毎に エアコン管理者を置き ノーネクタイを強制していないのが特徴です。 その他服装については 常識をイツダツしない限り 本人の自主性を尊重しており 自治体が率先して実施すると 市内企業が推進しやすい傾向にあるようです。

 そこでお伺いしますが 温暖化防止・経費削減の点からも 実施すべきと思いますが いかがでしょうか。 
 
4件目としてCAP(子どもへの暴力防止プログラム)の導入について お伺いいたします。

 俗にキャップと言われておりチャイルド アソウルト プレベンション の頭文字をとったもので 子どもがいじめ 虐待 痴漢 誘拐と言ったさまざまな暴力から自分を守るための 教育プログラムです。

 いくら子どもが心配でも 四六時中 そばにいて守ってあげることは 不可能であり 子ども自身がいざというときに 先ほどのさまざまな暴力等に直面したときにどのように対処できるのかを 誰もが持っている 安心 自信 自由の三つの権利を大切にしながら いやだという その場から離れる 大人に話す等 ロールプレイ いわゆる 寸劇や人形劇 歌や話し合いの中で 自分を守る力を身につけさせるのです。

 具体的には 今年四月からは新学習指導要領のもと 完全週五日制がスタート致しますが 現在のかくしゅう土曜日の子どもの休みであればなんとか対処している家庭でも 毎週となると 状況は大変厳しい物があります。

 景気低迷の中 子どもの休みだけに合わせて休みをとることは難しく 結果として 家の中が子どもだけになることも当然多くなり 不審者の侵入などによる 警戒もしなければなりませんが 子供たちは 為すすべを持っていないのが 現状です。

 間違いが合ってからでは 取り返しの付かないことにりますので最小限にくい止める方法を 体で体験し 話し合っておくことはたいへん重要です。
 
 そこでお伺いいたしますが 真岡市として子どもへの暴力防止についてどのように考えているのかをお伺いいたします。

 5件目として 常設型住民投票条例の制定についてお伺いいたします。

 この条例は産業廃棄物処理場建設 ダム建設 原発等の特定のテーマを設けず 必要に応じて 住民投票が行える制度です。

 この制度を考えるときに まず 直接制民主主義 間接制民主主義 どちらがよいのかの議論になりますが 最近 総理大臣を国民投票によって選ぶ 首相公選制が話題になっています。

 その背景には 自分たちの生活全般にわたって 大きな影響力がありますので その判断に国民の声を聞いてほしい との現れです。 同じように地方レベルでは 住民投票制度なのです。そして市町村合併の是非は住民投票をするべきとして 条例化が進んでおります。

 滋賀県米原町では永住外国人にも投票資格を与え 同じ町民として 考えてほしいと条例化し今月31日に投票が行われる予定になっており 合併するのに3つのパターンと合併反対の四つの投票選択肢を設けております。
 
 国においては 現在の3223ある自治体を約3分の1の約1000にしたい考えがあり 検討している自治体は2026あります。 

 芳賀郡内においては 2月15日に芳賀郡 市町 議会議長会主催で行われました 市町村合併講演会を 聞いて参りましたが 私自身の考え方は 首長同士 議会議員同士が話し合いをすることは たいへん重要ですが 今後の方向性は まず 市民 町民 が主役でなければならいないと思います。 
 
 今後の真岡市 芳賀郡の ビジョン 方向性 合併したときのメリット デメリット そしてなぜ 今 合併問題が起こっているのか を正確に示し 目先だけでなく 50年 100年先までをも 視野に入れ 検討しなければなりません。

 そこでお伺いいたしますが全国では愛知県高浜市だけが制定しただけの条例ですが 今後の真岡市を考えたときに 特定のテーマを設けない 常設型住民投票条例制定を検討しても 良いのではないかと思いますが いかがでしょうか。

 6件目として ユニバーサルデザインの導入についてお伺いいたします。

 あまり聞き覚えのない言葉かもしれませんが ユニバーサルとは英語で「普遍的な,世間一般の」という意味です。簡単に説明しますと 製品 建物 環境を あらゆる人に使いやすく 公平に使えることが 基本コンセプトです。
 車いす使用者であり一級建築士の川内美彦さんのことばなのですが「バリアフリーは バリア(障害)の社会的存在を前提とし,それらを軽減しようとする考え方です。 したがって,バリアフリーは障害者差別を温存・助長する」それに 対しユニバーサルデザインは  最初からバリアが取り除かれていることを目指しており つまり最初からあらゆる人が使えるようにデザインしておくというところが,バリアフリーデザインの概念とは大きく異なるとのことです。

 具体的に説明しますと 視力の弱い人には 封筒に書く文字を大きくしてあげたり 目の見えない人には 葉書 封筒にさわると 真岡市のマークを浮きでており確認が出来たり 指先の不自由な人の封書には 開封用のミシン目入りにしてあげたりする物です。

 そのほかには 現在の公衆トイレは 男性用 女性用と 車椅子 体の不自由な人 に分かれておりますが ユニバーサルデザインの考え方は 男性用 女性用トイレの中に一つ 車椅子 体の不自由な人用を用意されており 普段は誰でも使用可能にしてあり 車椅子 体の不自由な人が利用する際は そのトイレを その人を優先に使用してもらう取り組みです。

 海外旅行をしたことがある人は とくに欧米諸国はすでに実施している所が多いので 知っている人は多いと思いますが 国内においては取り入れているところがほとんどなく 私の知っている限りでは 一度個人視察させていただいたことがあります 群馬県 太田市が 清水市長のもと 実施している位なのですが 真岡市においても 今後封筒などは新たに購入する際 デザイン変更で対応できますし トイレにつきましては 新たに設置又はリフォームが必要になったときに是非導入してほしいと思います。

 誰もが暮らしやすい 社会をつくることが 自治体に求められている 最大の使命だからです。
  
 7件目として 真岡市立図書館についてお伺いいたします。

 1点目として小中学生の週2日の休みに 図書整理ボランティア制度を導入できないか質問いたします。

 今年四月からは新学習指導要領のもと 完全週五日制がスタート致しますが 言い換えると 週休二日制 一週間に一度の 連休がスタートすることになります。毎週土曜日が休みになることをふまえ 埼玉県深谷市のように希望する生徒を対象に 学習指導を行ったりと取り組みは様々です。

 広報もおか 二月号に掲載されております 教育委員会が行ったアンケート調査結果を読まさせていただきましたが 児童生徒は一番に 友達と自分の家やよその家で遊びたい 保護者は一番に自宅で趣味など好きなことをさせたい 自主性にまかせたい になっておりました。

 毎週二日間の連休をどのように過ごすかは 親の裁量にゆだねられるわけですが 中学卒業までの9年間を 教育に対して熱心かどうか 親子のスキンシップをするかしないか ボーイスカウト ガールスカウト ボランティア活動をするのかしないのかなど本人の自主性にまかせるのは重要ですが あまりにも放任主義にしてしまうのも ブレーキが利かなくなってしまう危険性もあり 親の役割は 今までの考え方を重要視した上で 新しい認識の基 教育 道徳教育をふくめたしつけ等も必要になってきます。

 今回私の質問は 学ぶときは学び 遊ぶときは遊び 奉仕するときは奉仕をする中で 図書館内の整理整頓のボランティアを通じて本に親しみ ふれあい 自主的に読書習慣を身につけて 頂くのには一番だと思います。

 そこでお伺いいたしますが図書整理ボランティア制度を導入し お知らせ版 館内において 小中学生に呼びかけをしてはどうでしょうか。
 
 2点目として 郷土資料の提供についてお伺いいたします。

 郷土資料は その地域にある歴史と生活及び文化を明らかにし、 郷土理解を助け、地域文化の発展に寄与することに大変重要であり 資料の収集・保管・展示を通じて 真岡市をふくめた芳賀の歴史を ひもとくのには 大変重要です。

 現在は 真岡市史や県内の貴重な資料 自費出版等の本もたくさん保存されておりますが 予算の関係で 真岡市図書館では購入するのには 限界があります。そこで提案なのですが 各家庭で眠っています もおか木綿に関する関係資料や 貴重な蔵書の提供を 真岡市のお知らせ版 新聞各社にお願いし 広く 寄付を呼びかけてはどうでしょうか
 
 8件目として 広報紙についてお伺いいたします。

 1点目として 広告スペースを作れないかですが 真岡市において現在 ウイークリーニュース これは毎週火曜日に 新聞折り込みにて 一週間の行事等を お知らせしており 広報もおかは 介護保険等の特集を組んだりと 詳しく説明しており市政こよみは ゴミの収集日をはじめ 施設の休日 真岡鉄道の時刻表等が掲載されており 真岡市民にとって どの広報紙も無くてはないなら お知らせ版になっております。

 今回質問しようと思った理由は 真岡市の一般会計予算を見たときに 12年度が246億円 13年度が15億円減の 231億円 14年度が 8億円減の223億円になっており 現在の景気を見たときに 今後 右肩上がりの税収を期待できず おのずと それなりの予算をしなければならないときに 現在のスタイルで継続する方法として 提案なのですが 真岡商工会議所が毎月1日に出しております 会議所だより同様に 広告を募集し 費用の一部にする方法です。

 12月議会においても 公用車を広告車にしてはどうか との質問をしましたが 行政も今までの市民税 固定資産税だけにたよらず 新しい財源確保を考える時期に来ています。

 私自身の考え方ですが この真岡市役所は 市内最大のサービス産業だと思います。サービスをするのには お金が掛かります。 お金が足らないときには 新しい財源確保のための一つとして 広告スペースを作れないかなのです。

 2点目として 小中学生の週2日の休みの体験談コーナーを新設できないか なのですが 先ほども図書整理ボランティア制度の導入の時に説明しましたが 完全週五日制がスタートしてからの 二日の休みを 指導要領の 生徒が 自ら課題を見つけ 自ら学び 自ら考え 主体的に判断し よりよく問題の解決する 資質や能力を育てる とありますが その課題を発表する場の提供をしてほしいのです。

 以上で 議席番号6番 佐藤和夫の質疑1件 一般質問8件を終了いたします。積極的で前向きなな答弁を期待し 終了いたします。ご静聴ありがとうございました。